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お子さんの歯のケガ

千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、院長の葛山賢司です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。

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お子さんの歯のケガ

転んだりぶつけたりして口元を強打して受診されるお子さんがいらっしゃいます。
お子さんはいつどのようにしてケガをするかわからないので、保護者の方は心配が尽きないと思います。お子さんの歯のケガの原因第1位は転倒によるもので、乳歯では1~3歳、永久歯では7~9歳と言われています。ぶつけた時には、歯だけを気にしてしまいがちですが見えない部分にダメージを受けている事もあるんです。
例えば、歯や歯ぐきを支えているあごの骨、乳歯をケガした場合は永久歯の芽にダメージを受けていることもあります。また、その時に異常がなくても時間が経ってからわかるケースも少なくありません。
では、実際に歯をぶつけた時にどんなダメージがあるのでしょうか?

歯をぶつけた時のダメージ

① 歯ぐきから出ている部分である歯の表面
② 歯の中にある神経
③ 歯の根っこ
④ 歯ぐき、歯根膜、歯槽骨といった歯の周りの組織
⑤ 永久歯の芽

歯が欠けた、折れた、抜けた場合は見てすぐわかる事ですが、
歯の表面や内部に細かい亀裂が入ってしまっていることもあります。
目に見えない内部や歯ぐきへのダメージは、歯科医院でレントゲン検査をしないとわかりません。
しかし、ケガをした直後にはこうしたダメージは現れず、数日後、数週間後、数か月後と時間が経つにつれて
現れてくるケースも多いのです。歯のぶつけ方によっては、血が出なかったりにじむ程度のこともありますが、
歯が垂直にぶつかり奥に食い込んで歯の周りの組織に大きなダメージを受けることもあります。
また、乳歯の場合は乳歯の奥で作られている永久歯の芽にダメージを受けることがあります。

永久歯の芽は、最初はゼリーのように柔らかくお子さんの成長と共にだんだんと形成され硬くなります。
乳歯が生えている時期の永久歯の芽は、チョークのようなやわらかさなので、ぶつけた乳歯が押し込まれて
当たると簡単に変形してしまいます。
ですから、ケガをしたときに血がでてないから、痛くなくなったから大丈夫と思わずに、ケガをしたらできるだけ速やかに歯科医院を受診しましょう。
正確に診断するには、ケガをした当初から歯の揺れや痛み、レントゲン検査の所見などの変化を時間をかけて
比べていくことが重要になります。

それぞれの対処

もし永久歯が抜けてしまったら…
泥や砂がついていても水道水で洗ってはいけません‼(塩素が含まれるため) ラップやビニールなどに包み
乾燥を防ぎ1時間以内に受診しましょう。
直ぐに受診できない場合は、牛乳に入れて冷蔵庫で保管しましょう。
乾燥させない事と早急に歯科医院で処置してもらう事で元に戻る可能性が高まります。

歯が欠けた、折れた…
牛乳に入れて乾燥を防ぎ早急に歯科医院を受診しましょう。
歯の神経を守るためには、1日以内に受診するのがおすすめです。半日くらいたつと痛みが強まることもあります。

くちびるや歯ぐきが切れた…
土やアスファルトなど細かい異物でも傷の中に残ると傷跡になりかねないので患部をきれいな水で洗い流し、
出血がある場合は、清潔なガーゼなどで止血しましょう。
腫れを防ぐためにできるだけ早く氷で30分冷やします。
もしすでに腫れてしまった場合は、水とタオルで冷やしましょう。


歯についてお悩みの方は千葉市緑区、土気駅徒歩5分、かつらやま歯科医院までご相談ください。
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