千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、院長の葛山賢司です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。
このブログは5分で読めます。このブログの一番最後に、「当院の患者さんがメタルフリー治療を選んだワケ」ご紹介動画がありますので、ぜひ最後までお読みください。
デメリットを理解しておく必要性
どのような治療にもメリット、デメリットがあります。当院は現在「メタルフリー治療応援キャンペーン」を行っていますが、今回はあえてセラミック治療のデメリットをお伝えします。ただし、当院はデメリットに対する解決策をきちんとご用意しています。当院へお越しいただく方には、各治療のメリットだけでなく、デメリットもご理解いただき、納得、安心して治療をお選びいただきたい、スタッフ一同そのような思いで、診療しております。
セラミックのデメリット
デメリット１：欠けることがある
セラミックはお茶碗などの陶器と同じ素材ですので、欠けたり、割れたりすることがあります。一生モノではありません。しかし、最近のセラミックは強度が非常に高く、特にジルコニアセラミックなどは「ホワイトメタル」と呼ばれるほど、強度が強くなっています。通常の生活ではまず割れたり、欠けたりしにくい素材ですが、人が食事をする際に噛む力は、ご自身の体重と同じぐらいと言われていますので、歯には想像以上に日々大きな力がかかっています。
デメリット２：歯ぎしり、食いしばりに弱い
就寝中の歯ぎしりは、体重の1.5倍の力がかかると言われていて、強度のあるセラミックも割れる場合があります。歯ぎしり、食いしばりのある方は、セラミックだけでなく、ご自身の歯も痛めてしまいます。歯ぎしりなどはストレスが原因の一つと言われていますが、その強い力が歯にかかり続けると、せっかくのセラミックが壊れてしまいます。
デメリット３：神経の治療をすることがある
銀歯もセラミックも治療の最初に、むし歯を取り除くことが必要です。その刺激で、100人中2~3人程の方が、治療後、痛んだり、しみたりする場合があります。神経が走行している場所は人によって違いますので、神経の治療が必要になるかどうかは、治療してみないと分からない場合が多いのです。
デメリットに対する解決策
解決策１：セラミック10年保証
当院のセラミックは10年保証です。装着後5年間は、当初の費用は掛からず、自費の基本診療料1100円で欠けたり、割れたりした場合も再度作製いたします。5年以上10年未満は、当初の費用の30%のご負担と自費基本診療料で再度作製いたします。
10年保証がありますので、安心してお選びいただけます。
解決策２：マウスピース装着
歯ぎしり、食いしばりのある方、噛み合わせの強い方にはマウスピースの装着をお勧めしています。セラミックだけでなく、ご自身の歯も守ってくれます。マウスピース作成は、保険適用で約5000円~6000円ほどです。
解決策３：レーザー治療
治療後の不快症状のある方には、当院ではまず、レーザー治療を行います。高温のレーザーを照射することで、痛みや知覚過敏などの症状を和らげます。
それでも症状が緩和されない場合は、神経の治療を行います。当院では出来る限り神経を残す治療を目指しているので、まずは、出来る限りのことをします。神経の治療は最終手段です。
前回お伝えしたように、銀歯もセラミックもメリット、デメリットがあります。繰り返しになりますが、それぞれの治療法を理解したうえで、ご納得のいく治療法を選ばれることを願っております。
ご不明な点は、当院のスタッフへお気軽にお尋ねください。
また以下の動画には、セラミックのメリット、特長などを詳しく説明しています。どうぞご覧ください。
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