043-295-3748

千葉県千葉市緑区あすみが丘2-16-7

JR外房線「土気駅」から徒歩7分

ブログBLOG

むし歯と糖の関係

千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、院長の葛山賢司です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。

このブログは3分で読めます。

むし歯を決める4つの輪

むし歯は複数の要因から生じる歯の病気です。中でも主な要因となるのは①歯の質、②細菌、③食品、④時間です。この4つの要因とむし歯の関係を整理した「ニューブランの4つの輪」という図があります。

ニューブランの4つの輪

ニューブランの4つの輪



上のイラストのように、4つの輪が重複した時(歯の質が弱く、むし歯菌が多く、糖を摂取し、その状態が長く続いた時)にむし歯ができてしまうのです。このむし歯を決める4つの輪。この4つの要因のひとつでも完全に制圧できれば、むし歯はできなくなると言えます。ですがそれは理想であって現実的ではありません。例えば、お口の中のむし歯菌をゼロにするのは難しいです。そこで、4つの要因それぞれに対策を考え、全体としてむし歯のリスクを減らすことが大切になってきます。


むし歯を予防するために

4つの要因それぞれへの具体的な対策として、①歯の質に対してはフッ素を活用して歯を強くする、②細菌に対しては歯磨きなどで物理的に細菌の塊であるプラークを除去する、③食品に対しては砂糖の摂取を控えたり代用甘味料を利用する、④時間に対しては食後や就寝前にこまめに歯磨きをしたり、唾液分泌を促進させる(①②③の要因が重なる時間を減らすことができる)などが考えられます。


代用甘味料とは

代用甘味料とは、砂糖の代わりに用いる甘味物質の総称です。まずむし歯は、お口の中の細菌が摂取した糖を分解して酸を作ることで歯の表面を溶かし発生します。このように細菌が糖を分解し酸を産生することを「発酵」といいます。では、代用甘味料がなぜむし歯予防に繋がるかというと、この「発酵」を細菌が行うことができないからです。このことから、発酵性のない代用甘味料を間食に取り入れることが、むし歯予防になることが分かります。
代用甘味料には以下のような種類があります。


代表的な代用甘味料

代表的な代用甘味料



「むし歯になりにくい」「歯が再石灰化しやすい環境にする」ような食品には「特定保健用食品マーク」や「歯に信頼マーク」が表示されているので、ぜひ間食で口にする食品選びの参考にしてみてください!

特定保健用食品マーク

特定保健用食品マーク

歯に信頼マーク

歯に信頼マーク


歯についてお悩みの方は千葉市緑区、土気駅徒歩5分、かつらやま歯科医院までご相談ください。
267-0066 千葉市緑区あすみが丘2-16-7
043-295-3748
医院HP  https://katsurayama-shikaiin.com
審美歯科 https://katsurayama-shikaiin.com/cosmetic
無料メール相談 https://katsurayama-shikaiin.com/counseling
インスタグラム https://www.instagram.com/kdckdckdc