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ブログBLOG

妊婦さんの歯科治療① ~なぜ妊娠すると歯が悪くなるのか?~

千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、事務長の葛山 祐子です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。このブログは3分で読めます。

妊婦さんも歯科治療を受けられます!

妊娠すると母が悪くなる、とよく言いますよね。これ、本当のことなんです。その理由は、「赤ちゃんにカルシウムを取られるから」ではありません。妊娠中に特有の体の変化が、大きく関わっているからです。

「歯医者さんへ行こう!」と思った時に気になるのが、歯科治療で使われる麻酔やレントゲン。当院も良く妊婦さんからご質問を頂きますが、「レントゲンの放射線量が心配」「麻酔が赤ちゃんに大丈夫かな?」と歯科受診を躊躇しているうちにお口の中のトラブルがますます悪化してしまったら・・・。そんな妊婦さん、または未来の妊婦さんはぜひこのブログをお読みください。

今日のテーマは

「なぜ妊娠すると歯が悪くなるのか?」


今日は、それを1つずつ解説していきますね。



リスク1 つわり


・歯ブラシを口に入れるとオエっとなりやすくハミガキが難しくなる
・歯磨き剤の味が苦手になり、虫歯予防に有効なフッ素を利用できない
・お口に胃液が逆流し、強い酸に触れた歯の表面が溶けてしまう

 

リスク2 食の好みの変化


・甘い物が好きになり、「砂糖」を沢山を取るようになる
・酸っぱいものが好きになり、強い酸が歯の表面を溶かす

 

リスク3 間食

・ちょこちょこ食べることにより、虫歯になりやすい

 

リスク4 だ液の減少


・だ液の分泌が減り、お口の中の汚れが洗い流されにくくなる
・だ液が減ることにより、虫歯になりかかった歯を修復してくれるだ液の再石灰化作用が弱まってしまう。

以上4つの大きなリスクから普段よりも虫歯になりやすくなる妊婦さんのお口です。でもこれは、赤ちゃんのため自然に起きる変化ですから、虫歯になりやすいからといって止められるものではありません。だからこそ、こういう時こそ歯科検診を受けて、プロのサポートを得て大切な歯を守っていきましょう!

つわりの時はこまめにうがいを!

つわりの時は大変ですよね。胃酸などの酸っぱいものがあがってきて、気分が悪くなるということがありますよね。胃酸がお口の中に習慣的に逆流したり、食の好みが変わって、酸味の強い柑橘類などを日常的に食べていると、その酸に触れた歯の表面のカルシウムが溶け、エナメル質が薄くなってしまうことがあります。通常は硬いエナメル質が薄くなると、歯の表面に穴が開きやすくなり、むし歯になりやすくなります。

そのような時は、こまめにうがいをしましょう!千葉市緑区のかつらやま歯科医院には、うがいに利用するだけで、むし歯・歯周病予防に効果のあるPOICウォーターを販売しています。ぜひご活用ください!

歯についてお悩みの方は千葉市緑区、土気駅徒歩5分、かつらやま歯科医院までご相談ください。特に「根の治療」「小児歯科」「予防歯科」に力を入れ、できる限り「痛みの少ない」「削らない」「歯を残す」治療を目指しています。初診のお申し込みは以下のWEB予約から:https://plus.dentamap.jp/apl/netuser/?id=995

文責)院長 葛山 賢司

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