歯科衛生士専門学校の実習生が３人も！

ようこそ、かつらやま歯科医院へ！葛山　祐子です!(^^)!

現在、当院へは歯科衛生士専門学校の学生が３人も実習に来ています。歯科衛生士専門学校の実習生を受け入れるようになってから歯や５年余りがたとうとしておりますが、この数は過去最高です！スタッフだけで当院は現在１０名あまりがおりますので、合わせると１３名ほどの人間がこの狭い（！）院内にひしめいております。院長が最近良く朝礼でいう言葉は、

「あのう～みなさん、ぶつかり合わないように注意して仕事をしてください。特に、患者様がお通りになる時などは、道を空けるように・・・(；一_一)」

なのです。でも、その一方で若い人が多いので、とても和気あいあいとしています。実習生が３人も来る、ということで、若手のホープである若頭の「我らが唯ちゃん」こと山田に相談したところ、即座に「スタッフルームを片付けます。」とのことで、スタッフルームを片付けてくれました。去年の大掃除から断捨離に燃えている山田は、院内のありとあらゆる所を、暇さへあれば片づけてくれています。山田の手にかかるとあっという間に全てがキレイに、整然となるので、まるで魔法のようです。また、絵心もある山田は、ただ片付けるだけではなく、その状態が常に維持されるように、ちょっとして絵や文を加えて、スタッフ全員にとって、仕事が楽しく、それでいて守るべきところは守られるように工夫をしてくれています。山田も当然歯科衛生士としての仕事があるわけで、それだけでも当然朝から晩まで忙しいのですが、それに加えて、自ら進んでこういう仕事をしてくれるのは一体どうしてなんだろう、と考えることがあります。

山田に直接聞いたわけではないので、あくまで彼女の気持ちを推し量っているのですが、恐らく彼女は、まずは当院での仕事が好きなんだろうと思います。だから、当院のことをより良くしたいんだろうと思います。誰でも、嫌いな場所をより良くしたいとは思いませんよね(*^^)v。それに加えて、他のスタッフのことが好きなんだと思います。みんな気持ちの良いスタッフばかりですから、彼女たちの役に立ちたいんだと思います。そして、今年になって彼女に目覚めてきたことは、自分のリーダーとしての役割です。立場上、そうならなければいけない必然性に駆られて、自分のリーダーとしての役割を意識し始めた山田は、リーダーとして少しずつ行動し始めます。そうすると、他のスタッフが頼りにしてくれる。彼女のリーダーとしての行動についてきてくれる。そこに少しずつ面白さとやりがいを感じ始めてきたのだと思います。ここで大事なことは、他のスタッフが山田の行動を理解できる、ということです。これには、山田と他のスタッフとの良好な人間関係が必要です。山田が今まで他のスタッフとの間に築き上げてきた信頼関係があればこそ、リーダーとしての山田の行動が他のスタッフに評価されるのです。

右も左もわからないで入社してきたスタッフが、仕事を通じてこういう風に育つ姿を見ることは経営者にとってとても大きな喜びです。まずは仕事が出来るようになり、それによって自分で生計を立てることが出来るようになること。これを第一段階とするならば、その次の段階は、そのスタッフが、周りのスタッフに信頼されて、徐々にリーダー的存在になっていくことです。こういう存在になることで、そのスタッフは給与以上の喜び、やりがい、そして自分という存在への信頼感を得ることが出来るのだと思います。仕事を通じて喜びを得ることが出来る社会人に成長できるのだと思います。経営者は、そういうスタッフを一人でも多く育てなければならない、結局経営とは、リーダーである経営者が、後に続くリーダーとなる人材を育てる、一種の教育ではないのか、と思います。

そういう意味では、実習生が３人もやってきた！というのはとても嬉しいことです!(^^)!少しでも当院のことを知ってもらって、少しでも当院から学んでもらって、少しでも「歯科医療とはすばらしい！」と思ってもらえれば、受け入れ冥利！に尽きます。学校からの規制もありお顔を写せないのが本当に残念です。というわけで頑張っている後姿になりました。また明日から頑張れ～実習生（*^_^*）