みなさんこんにちは!千葉市緑区あすみが丘にあるかつらやま歯科医院 歯科衛生士・食生活アドバイザー・歯科食育士の森田です。
全身の健康はお口の健康をつくり、お口の健康は全身の健康をつくります!そこで、正しく、楽しく、おいしく食べて健康を維持する「食」のお話を、数回にわたってお伝えしていきますね♪参考までにお読みいただければ光栄です。今回はアーモンドについてお伝えします。
みなさんは何んとな~くアーモンドなどのナッツ類が身体に良い、ということを耳にしたことがありませんか?しかしどうしていいのか、あまり理解されている方は多くないかもしれません。実はこのアーモンド、人間の健康に寄与して活力も与えてくれる優秀食品なんです!私もアーモンドが大好きで、ほぼ毎日食べています^^
その効能をお伝えしていきます♪
①肌や粘膜を強化し、老化を防ぐ抗酸化作用もあるビタミンEが豊富。食品の中でビタミンEの含有量はアーモンドがトップと言われています。
②不飽和脂肪酸で酸化しにくいオレイン酸がたっぷり。その含有量は100g中35gで、ゴマの1.8倍もあります。オレイン酸は、体内の脂質代謝をサポートする役目を持つので、コレステロールの心配がありません。
③カルシウムや鉄分が豊富
④腸内環境を整える不溶性の食物繊維が豊富。レタスの9倍に当たる含有率です。
⑤血液の流れを良くする成分、すなわち血液サラサラ成分が含まれています。アーモンドの産地で、その摂取量が多いアメリカ・カルフォルニア州においては、脳血栓や脳梗塞を起こす人の割合は格段に低いことが調査研究で明らかになっています。
まさに長所ずくめのアーモンドですが、ひとつ欠点を挙げるとすれば、よく噛まないと消化に悪いこと。また、歯の根の治療を多くされていらっしゃる方は、あまり硬いものを頻繁に召し上がることはあまりお勧めできません。なぜなら根にひびが入って、最悪抜かなければいけなくなってしまう恐れがあるからです。
そこで参考にした「がんで余命ゼロ言われた私の死なない食事」を著した神尾哲男さんは、「アーモンド乳」をつくって飲んでいるそうです。市販でもアーモンドミルクというものが売られていますが、より新鮮で無添加な自家製アーモンド乳をオススメされていました。なかなか毎日の摂取は難しくとも、チャレンジしてみたいものです^^
レシピを載せさせていただきます。
<材料>
アーモンド(必ず生、薄皮付き!)・・・30粒
玄米パウダー・・・30~40g
水・・・400ml
<作り方>
①生アーモンドを8~10時間、水(分量外)に浸けておく。
②①の水をきって、生アーモンドと水400mlをフードプロセッサーにかけて砕き、目の細かいザルで漉す。
③漉した②を玄米パウダーとよく混ぜ合わせたら出来上がり♪
私も試してみようと思います^^