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ブログBLOG

「酸蝕歯」と食事の関係

千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、院長の葛山賢司です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。

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「酸蝕歯」とは?

みなさんは「酸蝕歯」という言葉を聞いたことがありますか?酸蝕歯とは、虫歯ではないのに飲食物に含まれる酸などによって病的に溶けてしまった歯のことを言います。歯の着色や損耗により、見た目が悪くなったり、噛み合わせが悪くなったりするほか、歯の表面のエナメル質と呼ばれる部分が溶けたところから虫歯になりやすくなるという影響もあります。また、冷たいものがしみるといった症状も現れます。

酸蝕歯

酸蝕歯

 

 

 

酸蝕歯の原因

歯の表面のエナメル質は、酸性度を示すpHの値が5.5以下になると溶けやすくなりますので、飲食物などの酸に歯が長時間さらされることが酸蝕歯の原因となります。酸性度の高いかんきつ類、酢、炭酸飲料などの飲食物を頻繁に摂っている人は特に注意が必要です。

 

 

酸蝕歯と関係のある飲食物

上記で示したように、酸性度の高い飲食物は酸蝕歯と非常に関係が深いです。様々な飲み物のpHについての表を以下に示します。

 

飲み物pH一覧表

飲み物pH一覧表

 

健康飲料やお子さん向けの飲料にも酸性度の高いものが含まれていることが分かります。また、暑い時期によく飲まれるスポーツドリンクも意外にpHが低いため、の見方には注意が必要です。




酸蝕から歯を守るために

①すっぱいものを食べたら歯磨きは30分後に。

酸性度の強いものを食べた後は、歯の表面が溶けて軟らかくなり、歯が摩耗しやすいです。そのため、口腔内が唾液で中和し、歯の軟化が治まってくる30分後に歯を磨きましょう。

②ストローを使って飲む。
黒酢や炭酸飲料などを飲むときは、酸が歯に直接触れにくいよう、ストローを使って飲みましょう。前歯へのダメージを減らすことができます。

③炭酸飲料はグッと飲み干す。

チビチビ飲みは、酸が歯に触れる時間を長めてしまいます。歯を大事にするために、炭酸飲料はグッと飲み切りましょう。

④哺乳瓶でジュースを飲まない。

日常的にお子さんに哺乳瓶でジュースを飲ませていると、前歯の裏側が集中的に酸蝕してしまいます。また、哺乳瓶でジュースを与えたまま寝かせる習慣は厳禁です。

これらを守って健康な歯を酸蝕から守っていきましょう!

歯についてお悩みの方は千葉市緑区、土気駅徒歩5分、かつらやま歯科医院までご相談ください。
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