ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
当院は千葉市緑区あすみが丘にある黄色い歯医者さんです。徹底した院内感染対策、デンタルドック(歯科総合精密検査)を全ての患者さんにお受けいただき、全体的な精密治療とむし歯・歯周病を予防する精密予防歯科に力を入れています。院長は明海大学歯周病課の客員講師で、歯周病治療を得意とし、インプラントの博士号も取得しています。
前回に引き続き、今日もセレック治療についてお話いたします。当院に院内で白いセラミックを作製できる機器「セレック」を導入したのは、今から約7年前ですが、それ以降、ほぼ毎日、セレックを作らない日はないぐらいにフル稼働し続けてきました。それだけ、「白い歯にしたい!」という要望が患者さんの間に増えてきていることを日々感じています。
今日は、セレック治療の特長についてお話いたします。題して、「セレック治療を受ける前に知ってほしい 10のポイント」です。
この章では、セレック・セラミック治療をお受けになる方にぜひ知っておいていただきたいセレック治療の特長をお話しいたします。当院でも、セレック治療をお選びになる多くの方の中には、「院内の掲示物を見て、なんとなく良さそうだから」という理由でセレック治療を選ばれる方がいらっしゃいます。
もちろん、結果としては間違っていないのですが、それでもセレック治療の特長を詳しく知っていただければ、それだけ自分の受けた治療について信頼・満足・安心を感じていただけると思うのです。そしてそれは、今後の治療をお選びになる際に、確かな判断基準となると考えます。
- セレック・セラミック治療の特長
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①セレックのすごさ、それは「事実と証拠」
当院でセレックを導入したのは2009年のことです。しかしながら、セレックは世界では1985年に初めて臨床的に応用されました。それ以来、全世界で約2800万本以上のセレック・セラミックが患者さんの口腔内にセットされてきました。そして、各国で様々なセット後の追跡調査がなされ、セレック・セラミックに関する優れた特徴が明らかになってきたのです。
ここまで、大規模に精査された歯科治療技術は他にはあまり例を見ないかもしれません。それだけ、これからお話しするセレックの特長は、世界各国の長年の調査、研究に裏付けられた確かなものであり、明らかな事実であるということです。そこからわかることは、セレック・セラミック治療は、その美しさ、耐久性(寿命)、費用対効果そのいずれにおいても、他の治療法よりは優れている、ということです。
②金属を使わないから金属アレルギーの心配がない。セラミックは体にやさしい素材
セレック・セラミック治療は一切金属を使用しません。セレック治療では、セレックブロックと呼ばれる1センチ四方ぐらいの小さい全てセラミックでできたブロックを、セレックの機械が削り出していきます。金属の危険性は、前章でも述べたとおりですが、セレック・セラミックはその心配が一切なく、全身の健康にやさしい素材なのです。
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③虫歯になりにくい その1
セレック・セラミックを機械で削りだした後は、精密に形を整え、噛みあわせも十分に確認し、最終的にはセラミック用の接着剤で口腔内にセットします。セラミック用の特殊な接着剤は、セラミックを天然の歯に接着させることに優れていますので、虫歯の原因の一つである隙間を作らず、ピタッとセレック・セラミックと天然歯を結合させます。さらに、セラミックは銀歯のような金属と違い、強く噛む力が加わってもひずむことはありません。ひずむことがないので、隙間ができにくく、虫歯の再発を抑えることができます。
4虫歯になりにくい その2
セレックのセラミックは粒子がとても細かいので、表面がとてもなめらかです。これはセレックをセットした後、舌で触っていただくとよくわかります。表面がツルツルしています。セレック・セラミックに比べると、保険治療の白いかぶせ物や銀歯は、やはりざらざらしているような感じがします。例えるなら、保険治療は粒子が荒いので砂利、セレックは粒子が細かいので砂浜となるでしょうか。このようにツルツルしているので、細菌の付着が少ないのです。細菌はどうしてもザラザラしているところに付着しやすいので、セレック・セラミックは細菌が付着しにくく、その分虫歯になりにくいと言えるでしょう。
5歯を痛めず、守る その1
セレック・セラミックは天然の歯と同じ硬さでできています。ですから、噛みあわせるたび、他の歯と一緒にすり減ってくれるのです。銀歯のように、不自然に硬く当たるということもなく、噛み心地がとても自然です。銀歯は固いので、噛みあわせる反対の歯を痛める可能性がありますが、セラミックはその心配がありません。