千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、ママさん歯科衛生士の桑村です。今回は「大切なお子さまの生え替わり時期の歯を守る」ことについてお話したいと思います。
当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。かつらやま歯科医院は、You tubeチャンネルでも歯と全身の健康に関するお役立ち情報を配信しています。ぜひこのブログと併せてご覧ください。
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☆生え替わり時期のむし歯予防！

乳歯から永久歯に生え替わる混合歯列期はお子さんのお口の健康にとってたいへんリスキーな時期であります。生えたての歯は軟らかくむし歯菌の出す酸に弱いうえ、生えかけの奥歯は嚙み合わせ面が引っ込んでいます。グラグラする歯の周りには隙間ができプラークが溜まりやすく、歯みがきがとても難しくなります。乳歯の磨き方のままでは、磨き残しが出てしまうのでお口の状態に合わせた磨き方を教えてもらいましょう。

☆歯ブラシの届かない場所がある！

生えたばかりの奥歯には、深い裂溝があり歯ブラシはどうやっても届かず、むし歯になりやすいリスキーな場所です。汚れが入り込まないよう、シーラントで埋めることをお勧めします！

☆キチキチの乳歯にご用心！

前歯が永久歯に生え替わったら、とたんに歯並びがごちゃごちゃに・・・なぜ？
乳歯がキッチリと隙間なく並んでいると、笑顔もとってもかわいいです！でも、もしお子さんの乳歯が、５歳ごろになってもキッチリと詰まっていて、歯と歯のあいだに隙間ができてこないようでしたら、ちょっと問題です。将来、歯並びに問題が起きる可能性がとても高いからです。
乳歯列は３歳くらいで完成し、きれいに並びます。その後、５歳くらいになると、からだの成長とともにあごが大きく育ちます。すると歯と歯のあいだに隙間ができてきます。この隙間が、大きな永久歯が生えたときにきれいに並ぶための大切なスペースになります。このスペースがしっかり確保されないまま、永久歯が生替わる時期に突入してしまうと、歯並び乱れてしまいます。
定期健診でむし歯のチェックと歯列のチェックもしっかり受けましょう。そして、お子さまに笑顔の素敵なお口をプレゼントしてあげたいですね！

文責）葛山賢司
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