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ブログBLOG

玄米のススメ -よく噛んで唾液分泌もUP-

みなさんこんにちは!千葉市緑区かつらやま歯科医院 歯科衛生士・食生活アドバイザー・歯科食育士の森田です。
 
全身の健康はお口の健康をつくり、お口の健康は全身の健康をつくります!そこで、正しく、楽しく、おいしく食べて健康を維持する「食」のお話を、数回にわたってお伝えしていきますね♪参考までにお読みいただければ光栄です。
さて、今回は“玄米”についてのお話です。
 
みなさんは玄米について、どのようなイメージをお持ちですか?私は以前、祖母と暮らしていましたので物心ついたころから玄米を食べることもあり、あまり抵抗はありませんでした。しかし、「おかずと合わない、硬い、白米の方が美味しい」などのイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?実際にこの言葉は、夫が初めて玄米を食べた時の言葉です。そもそも、スーパーには精米されたお米が並んでいて、玄米を食べるという概念自体がない方がほとんどかも知れません。
しかし、この玄米、栄養学的には最も優れた完全主食といわれるほど今注目を集めているのです!
現代の日本人は「ビタミンB群、マグネシウム、鉄、食物繊維」が足りないと言われています。
 
ビタミンB1とビタミンB6は、エネルギーやたんぱく質の代謝に重要な栄養素で、疲れが抜けない、イライラする、肌荒れが気になるなど、明らかな病気の症状ではないけれどなんだか優れないといった時に不足気味になっている可能性があります。
 
また、マグネシウムも、カルシウムと同じく、骨に貯蔵される栄養素です。骨の健康維持をはじめ、体内の多くの機能を調整する役割があります。不足によって目に見える形では症状が出にくいため、あまり注目されないようですが、長期にわたる不足と骨粗鬆症や心疾患、糖尿病の危険性などが報告されています。
 
鉄は全身に酸素を運ぶとともに、細胞の活性化を担っています。鉄が欠乏すると、以下のような症状が心身に表れます。めまい、疲れやすい、肩こり、冷え、風邪をひきやすい、集中力の低下、憂うつな気分、神経過敏、イライラする、キレやすい、食欲が低下する、のどがつまる感じがする、嚥下障害しみやアザができやすい、髪にコシがなくなり抜けやすい、脚がつりやすい、爪が白く割れやすくなる。など様々です。
 
そして最も補給したい、食物繊維!よく噛むことで唾液の分泌量もUPして、むし歯予防にも結び付きますし、満腹感も早く得られ、ダイエットのも効果があります。また、玄米に含まれる不溶性食物繊維は、便秘の解消とともに、大腸がんの予防にも活躍してくれます。
 
これらの不足しがちな栄養素を持ち備えているのが玄米なのです!もう、摂らないわけにはいかないですね(^^)精米された白米はこの大切な栄養素をはぎ取ってしまっているのでもったいないいただき方といえます!
しかも!白米よりも血糖値が上がりにくく、ダイエットにも適しています!

更に発酵させた玄米(一日浸漬して発芽させた玄米を小豆と少量のお塩と炊いて3日ほど寝かせたもの)は、ビタミンミネラルも更に増加すると言われています。
ちょっとした健康マニアの私は、毎朝この発酵玄米をいただいています!通常の玄米よりももっちりして、不満を言っていた夫も、今では毎日発酵玄米を食べています。おかげでお肌の調子もなんとなくよく、もちろん便秘知らずです^^
 
みなさんもぜひお試しください♪