他院で抜けないと言われた「親知らず」、大学病院まで行くのは大変ですよね!当院なら抜歯できる場合があります。一度ご相談ください!
ようこそ、かつらやま歯科医院へ!当院は千葉市緑区にあり、外房線土気駅から徒歩5分の緑の多い住宅街の中にあります。
平成8年に開院し、今年で22周年。地域密着型の歯科医院として、長く信頼されてきました。当院の院長はインプラントの博士号と歯周病の認定医の資格を取得しています。
「親知らず、抜歯しないといけないの?」悩む方も多いですよね。今日は、そんな親知らずについてお話いたします。
親知らずって抜かないといけないの?
「親知らずって抜かないといけないの?」
「痛みがないのに抜かないといけないの?」
「そもそもなんで抜かないといけないの?」
などギモンだらけの親知らずの抜歯。
しかも、「痛いらしい、怖いなあ・・・」なんてついつい先延ばしにしがちです。
でも、先延ばしにしていると、色々な問題が起きる可能性があるのです。
抜いたほうがいい親しらず、抜かなくてもいい親知らず、その違いをお話ししましょう!
そもそも親知らずってどんな歯?
奥歯の、そのまた一番奥に、そして一番最後に生えてくる歯です。18歳から20歳くらいで生えてくることが多いです。
人間の一生が短かったころには、すでに親は死んで、いなかった年齢であったため、「親知らず」と呼ばれています。 親知らずは「智歯(もし)」とも呼ばれ、本来はよく噛んで食べる時に役立つはずの存在でした。しかし、現代人のあごの
骨格は、軟らかい食事を好む傾向により細くなり、また発育が
不十分であることも珍しくありません。子供のころから
先に生えそろっている永久歯の歯列が並ぶだけでもスペースが
いっぱいいっぱいのケースも少なくありません。いざ親知らずが
生えてくる時期になると、親知らずのスペースがないために、
すでに生えている永久歯にひっかかって外に生えてくることが
できず埋まったままになったり、やはりスペースがないために
間違った方向に生えてトラブルの原因になるケースがとても多い
のです。
親知らずはなぜ抜いても大丈夫なの?
食事が柔らかくなり、噛む回数が減ったなどの影響で、日本人のあごは近年小さくなる傾向にあります。
そのため、親知らずは、現在退化傾向にあって、少しずつ小さくなっています。退化傾向の影響で、噛みあわせに影響する力も小さくなっていて、現在では、親知らずはなくても困らない歯になっています。
先天的に全く生えていない人も増えていますし、実際の所、親知らずがないために不自由しているという人はまずいないと思われます。
そのようなわけで、トラブルを起こしたり、将来トラブルを起こしそうな歯は抜いても大丈夫なのです。
しかしだからと言って、全ての親知らずを抜いたほうがいいと決めつける必要はありません。正常に生えて、上下がきちんとかみ合っている親知らずならば、抜く必要は全くありません。
親知らずの抜歯を先延ばしにしたために隣の歯を失ってしまいそうな患者さんの例
Q:以前、歯医者さんから「横向きの親知らずを抜いたほうがいい」と指摘されました。今はまだ歯ぐきがたまに腫れる程度ですし、仕事も忙しく休みを取ることが難しいです。それでも、抜いたほうがいいですか?
このような質問をよく受けることがあります。このような場合は、「やはり、早めに抜くことをおすすめします。」とお伝えしています。それは、当院の実際の患者さんで次のような例があったからです。
このCTレントゲン写真を見てください。親知らずの周りの歯ぐきが腫れて来院なさった患者さんです。以前「横向きの親知らず早めに抜いたほうがいいですよ。」と歯科医師に勧められたそうですが、忙しさもあり先延ばしになってしまいました。この親知らずを放置したために、隣の歯は危機的な状況です。親知らずは一番奥にあり、ただでさえ磨きにくい歯です。それが隣の歯にかぶさるように横向きに生えているため、入りこんだ汚れによって炎症が起き、歯ぐきが腫れただけでなく、炎症も起きやすくなって骨が溶けるという悪循環になってしまいます。この状態が進行して、隣の第二大臼歯を支えるあごの骨まで溶けてしまうと、第二大臼歯がグラグラと動揺することがあります。こうなると、最悪、第二大臼歯まで失うことになりかねません。
前にお話ししたように、親知らずは現在なくても困らない歯になっていますが、その隣の第二大臼歯は一生使っていきたい大切な奥歯です。この歯を守るためにも、萌出異常の親知らずを放置しておくことはやめていただきたいと思います。
それでは、どこで抜いたらいいの?そうお尋ねになる方は、ぜひかつらやま歯科医院へお越しください。冒頭にも書きましたが、他の歯科医院で抜歯は無理と言われた歯でも、当院では抜ける場合があります。その理由は、①CTレントゲンが完備している ②口腔外科出身の抜歯専任の歯科医師がいる ということです。
詳しくはまた次回のブログでお伝えします。お楽しみに!