ようこそ、かつらやま歯科医院へ!
当院は、千葉市緑区あすみが丘にある黄色い建物の歯医者さんです。JR外房線土気駅南口から徒歩5分の所にあります。一般歯科、小児歯科、審美歯科、予防歯科、インプラント歯科を行っています。歯科医師は院長含め3名、その中には女性歯科医師も在籍しています。歯科衛生士は7名。他に保育士が2名おります。お母様の診療中にお子様をお預託児:キッズサービスも行っていますので、ぜひご利用ください。当院の保育士はお子様をお預かりするスペシャリストで、安心してお子様をお任せください。
当院の最近のトピックスとして、今年の4月から当院で実習を続けてきた実習生2名が無事実習を終え、当院を卒業しました。実習生というのは、歯科衛生士専門学校からの実習生です。将来歯科衛生士として活躍するために、実際の歯科医院で歯科衛生士の仕事を学び、それが終わると、国家試験合格のための勉強に専念します。当院にはありがたいことに毎年実習生が多く来てくれます。この秋10月からも新たな実習生が当院で実習を開始します。どうぞ皆様、温かく成長を見守っていただければ、幸いです。
さて、前回から引き続きセレック治療についてお話いたします。今日はまず、当院がセレックを導入するきっかけとなった田中さん(仮称)についてお話いたします。
「口の中に入っている銀歯を全て白い歯にしたい」という四十代後半の女性、田中順子さん(仮名)が、以前当院へいらっしゃいました。お口の中を拝見すると、十四本の銀歯が入っていました。その当時は、わざわざ費用をかけてすでに入っている銀歯を白くされる方は相当珍しかったので、私はその理由を尋ねてみました。
すると、田中さんはこうおっしゃったのです。
「実は、小学生のころから、原因不明のじんましんがたびたび出ていました。でも理由はわかりません。一度じんましんが出てしまうと、痒くて、痒くて、夜も眠れませんでした。何が原因なのか知りたくて、色々な皮膚科を転々としました。それでも原因がわかりません。大人になってから、ある時雑誌を読んでいたら、『金属アレルギー』という文字を目にしました。口の中に入っている銀歯が原因で、色々な体の不調が起こる、と書かれていました。その記事を目にした時の衝撃は今でも忘れられません。口の中、こんな身近なところに原因があったのか、と頭を殴られたようにショックでした。今まで誰もこのことについて教えてくれなかったのです。今まで通っていた歯医者さんですら、教えてくれませんでした。だから私は、可能性が少しでもあるのなら、その原因を一つずつつぶしていこうと思ったのです。」
このように、淡々とおっしゃったのです。辛いご経験であったにもかかわらず、淡々と話されるそのお姿を拝見して、私は本当に背筋が凍る思いをいたしました。歯科医師としての責任の重大さを身に染みて感じたからです。もし、歯科医師がもっと早く「口の中の金属が原因かもしれない」とアドバイスできていたら、この方の銀歯はここまで多くならなかったのかもしれません。つまり、この方のじんましんは、もっと早く治っていたかもしれないのです。
この時の経験から、私は、ある非常に重要なことを学んだのです。
「プロとして正しい情報を伝えないことは、犯罪に等しい」
あなたには、正しい情報を知らないことで「知らないうちに、ひどい状態になっていた」「本来であれば、悪くならずにすんだ」「もっと早く治療しておけばと後悔している」ということには、なってほしくないのです。
私は、銀歯にお悩みの方には、(症例にもよりますが)セレック・セラミック治療がベストな選択肢だと考えていますし、沢山の患者さんからお喜びの声をいただいています。また、私は今回の田中さんのケースをセレック小冊子にも書いていますが、そのセレック小冊子を読んだ患者さんの中には、
「初めてこのようなことを知りました。私も銀歯ではなく、セレック治療にします。」
と言われて、セレック治療を受けた方もいらっしゃいます。ご夫婦で受けられた方もいらっしゃいます。次回は、セレック治療の特長についてお話いたします♪
(セレック治療を受けた患者さんからいただいた喜びのお声)