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マウスウォッシュを過信しないで下さいね！

歯周病が気になる方は、殺菌成分の配合されたマウスウォッシュ（洗口液)を使われることが多いです。テレビのCMを見ていても色々な洗口液が宣伝されています。当院の患者さんも色々な洗口液を使われています。洗口液を使用すること自体は大変素晴らしいことですが、なかには洗口液の効果を過信して、肝心のハミガキが十分でない方もいらっしゃいます。

歯周病は、歯の根元の周りに付着した細菌の塊=バイオフィルム（プラーク）によって起こります。バイオフィルムは台所のヌメリのようなもので、うがいをしたぐらいでははがれません。更に、バイオフィルムの中にいる細菌には、洗口液の殺菌成分は届きにくいのです。ですから、洗口液の効果を引き出すには、、まず歯ブラシでバイオフィルムを破壊しなくてはなりません。洗口液使用後の歯ブラシが重要なのです。

＊当院の患者さんには、歯科衛生士が下のスライドで「バイオフィルム」の危険性、「むし歯・歯周病を予防する方法」をお伝えしています。ぜひご覧ください。そして、むし歯・歯周病予防に効果的なPMTCクリーニングを開始してください♪

当院の患者さん、特に公式ラインの会員の方には、POICウォーターを使用されている方が多いのですが、POICウォーターこそ、数ある洗口液の中でもこの歯ブラシだけでは落としにくいプラークを分解して落としやすくしてくれるのです。それはPOICウォーターが「たんぱく分解型除菌水」だからです。このPOICウォーターも、ぜひハミガキ前にお使いください。そしてうがいの後は必ずハミガキ粉を付けて歯ブラシするようにしてください。（うがいだけで終わらせると、人により着色が付きやすくなる方がいらっしゃいます）

新型コロナ対策にはPOICウォーター

歯科で気づく！いびきをかく人、歯ぎしりの強い人

いびきを兆候とする「閉塞性睡眠時無呼吸」は睡眠中に息が十分できず、酸欠になってしまうという恐ろしい病気です。その兆候が「いびき」です。体も脳も休まらないので、これが続くと命取りになります。いびきをかく人の特長は、寝ている際に、軟組織が下がって気道がふさがり、いびきが生じます。閉塞性睡眠時無呼吸の方は、軟組織がだらりと垂れ下がり、軌道をピタリと塞いで、呼吸が止まった状態が繰り返されます。そして、いびきをかく→苦しくて眠りが浅くなる→歯ぎしりをするという繰り返しが起こる可能性が指摘されています。

歯科医師が口腔内を拝見すると、「歯ぎしり」や「食いしばり」をしている方は、口腔内の痕から推測することが出来ます。他にも、チェアーにあおむけになった瞬間、いびきをかき始める患者さんは、よほどの眠気なので、これもいびきをかいているか、「閉塞性睡眠時無呼吸」が考えられます。もし以下の点、思い当たる方は、以下で検査を受けましょう！

□周囲の人にいびきを指摘されたことがある
□昼間に眠気が襲ってくることがある
□疲れが取れず日常的に倦怠感がある
□朝起きると頭痛がする
□朝起きるとあごがだるい

使ってみよう、口腔内装置

医科で行う「閉塞性睡眠時無呼吸」の治療と言えば、器械で空気を送り込んで呼吸を助けるCPAP治療。一方、歯科では主に口腔内装置（マウスピース）を用いる治療が行われています。就寝時に下に垂れて気道を塞いでしまう舌を、顎を少し前に出し固定することで持ち上げる装置です。小型の装置ですが効果は大きく、舌の垂れ下がりを防ぎ気道を確保することで、就寝中の酸欠を改善することが出来ます。（重症の方には適用できない場合有。また当院では『いびき解消用』のマウスピース作成は行っておりません。専門医院へご紹介いたします。）

これ以外にも、マウスピースには、歯ぎしりや食いしばりから歯を守る効果もあり、当院ではセラミック治療をされた方には、マウスピース治療もセットでご提案しています。マウスピース治療は保険適用で約5000円です。治療回数は2回で終了します。




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