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ブログBLOG

早期発見!注意したい永久歯の生え方

千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、ママさん歯科衛生士の桑村です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。
今回は注意したい永久歯の生え方についてお話したいと思います。

このブログは2分で読めます。

1、乳歯がなかなか抜けず、その後ろから永久歯が生えてきた!

乳歯が残ったまま、次の永久歯が生えてきて、一時的に2枚歯になっている状態です。下の前歯でよく見られます。永久歯が内側から生えてくること自体は異常ではありません。2枚歯でも乳歯がぐらぐらして痛みがなければ、乳歯の根が短くなり、自然に生えかわると思われますし、スペースが十分にあれば舌の力で次第に前方へ出てきます。このような場合は経過を見て抜けるのを待ちます。
一方、乳歯がぐらぐらせず、レントゲン撮影で歯の根がまだ長いことがわかれば、歯磨きのしやすさなどを考慮して早期に乳歯を抜歯することもあります

 

2、永久歯がなかなか生えてこない!

身の何らかの原因で永久歯がなかなか生えてこない状況を萌出遅延といいます。永久歯の萌出の大幅な遅れにより、隣にある永久歯や歯並び、かみ合わせ全体まで影響が及ぶことがあるため、注意が必要です。永久歯の形成そのものが遅いだけの場合もありますが、生えてくるうえで障害となる他の原因があればすみやかに対応します。具体的にはいつまでも残っている乳歯の抜歯、まれではありますが歯牙腫の摘出などです。永久歯の萌出遅延をそのままにしておくと、隣の歯の根にぶつかり、歯根吸収(歯の根を溶かす)を引き起こしてしまうこともあります。また、永久歯の萌出遅延が長引けば、将来的に「埋伏」と呼ばれる状況(自然に生えてこない状態)となり、歯並びや嚙み合わせにも大きな影響を与えます。したがって早期発見が大事なのです。


 

3、過剰歯って?

過剰歯とは、正常な歯の数より多く存在する歯のことです。上の前歯にもっともよくみられます。乳歯の時期に発見されることが多く、その後の永久歯列に大きな影響を及ぼします。永久歯が生えるべき場所に過剰歯が生えてくるため、スペースがなくなり歯並び、嚙み合わせ、前歯が離れるなど、永久歯に影響が出ることがあります。
乳歯列期に過剰歯を発見してもすぐに抜歯できるとは限りませんが、抜歯までのスケジュールやその後の計画を立てるため、早期発見が大切です。

このようなケースに全て共通している事は、早期発見が大切であるという事です!
当院では、定期健診の際にレントゲン撮影による診査も行っております。虫歯のないキレイな歯並びを目指すためにも、ぜひ定期健診をおすすめします!

 

文責)葛山賢司

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