千葉市緑区、土気駅徒歩5分のかつらやま歯科医院、院長の葛山賢司です。当院は「できる限り削らない」「できる限り神経を残す」治療を行い、生涯ご自身の歯で噛むことができる、健康で笑顔の美しい生活をサポートすることをポリシーにしています。
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そもそもキシリトールってなあに?
キシリトールは糖アルコールとおいう甘味炭水化物の仲間で、自然界では多くの果実や野菜に含まれています。例えばイチゴ、イチゴには100グラムの中に約300ミリグラムのキシリトールが含まれています。なんと、人の肝臓でも1日当たり約15グラムのキシリトールが作られているそうですよ。キシリトールは平成9年に食品添加物として認可され、人体にも安全です。
他の甘味料には見られないキシリトールの特徴
キシリトールには以下のような特徴があります
★歯を溶かす酸を全く作らない
★甘味によりだ液が出やすく、酸を中和する
★一定期間以上口の中に入れると虫歯の原因となる歯垢がつきにくくなる
★歯の再石灰化を促し、歯を固くする
★虫歯の原因菌ミュータンス菌の活動を弱める働きがある
虫歯予防効果の証明
多くの長期的な臨床研究で、虫歯予防効果が証明された甘味料はキシリトールとソルビトールだけで、ソルビトールよりキシリトールの方が虫歯予防効果が優れていることも証明されています。ここで上記でお伝えしたキシリトールの特徴から、どうしてキシリトールはそんなに虫歯予防効果に優れているのかご説明いたします。
まずキシリトールはガムとして噛むことで、唾液分泌が促進され、歯垢中の中の酸を中和します。またキシリトールは歯垢の中のカルシウムレベルを上げ、歯の再石灰化を促進し、歯を硬く、強くします。
そしてこれはキシリトールだけが持つ作用ですが、口腔内で歯を溶かす酸を全く作りません。最後に、キシリトールは、口腔内に存在する虫歯の原因菌ミュータンス菌の性質を変えるため、ミュータンス菌は今までより、歯垢の量を少なくし、粘着性も低くサラサラの状態になるため、歯ブラシで清掃しやすくなります。
歯を守るためにキシリトールを活用しよう!
口腔内の健康を保つ手段として重要な4つのことがあります。
★歯を磨く★フッ素を使用する
★発酵性の食品が口の中にとどまる時間を短くする(正しい食生活)
★歯科医院での定期的な健診
これに加えてキシリトールを活用することで、歯垢が剝がしやすくなりブラッシング効果が高まりますし、フッ素と一緒に使うことで歯を硬くする効果を向上させます。また唾液を促進させるので、口腔内の乾燥を防ぎますし、噛むことは認知症の予防効果もあります。
キシリトールガムの噛み方
今月の当院のおススメ予防グッズは「キシリトールガム」です。このキシリトールガムには3つの味があり、ミント、マスカット、アップルミントです。このガムは歯科専用でキシリトール100%、他の甘味料を一切使用していません。食後1粒程度、最低5分は噛むようにしてください。これを3か月以上続けていただくと効果が出始めます。
お買い上げの際は「合言葉」をどうぞ!
キシリトールガムをお買い上げの際は、受付スタッフに合言葉を言ってくださいね。合言葉は「キシリトール100%」!言っていただいた方は10%オフでご購入いただけます。
歯についてお悩みの方は千葉市緑区、土気駅徒歩5分、かつらやま歯科医院までご相談ください。
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